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阿里山金萱茶って何?

阿里山。

阿里山というのは台湾風居酒屋によくある名前なので私はどうも居酒屋を連想してしまうんですが、阿里山(拼音ではAlishan)は、台湾南部の嘉義縣にある高山地帯。阿里山と言っても1つの山ではなく、阿里山山脈に属する18の山で構成されます。標高の高い山を囲む雲海を朝日が照らす日の出は台湾八景の一つで、阿里山は台湾屈指のパワースポットでもあります。

標高が高いので亜熱帯の台湾において年平均気温10度前後、最低気温8度、最高気温15度と涼しく、かつ降水量が多い、つまり高山茶にぴったりの場所です。

阿里山地域の茶園では青心烏龍の他に、金萱という烏龍茶でお茶を作っています。

金萱(拼音はJinxuan。日本語では、きんせんと読む)は、1980年頃に品種改良によってできた茶銘。別名「台茶12號」。

金萱の非常に大きな特徴はミルクの香りを持つこと。中国語では奶香(拼音はnai shang。日本語で言う乳香)と呼ばれる甘い香りがあるので初めて飲むと驚く方が多いです。

悲しいことに、人口香料で奶香を人口的につけて販売されているものもありますが、その様なものは甘ったるい匂いがするのですぐに分かります。

有好食茶の「阿里山金萱烏龍茶(奶香金萱茶)」は添加物ゼロの本物の金萱茶ですが、くれぐれも人口香料を使った紛い物にはご注意ください。

ミルク香がする金萱茶は、台湾名物のパイナップルケーキとよく合うと言われているので、お茶請けにはパイナップルケーキで楽しむのも良いですね。

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阿里山金萱茶(奶香金萱茶)

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